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2026-09-01生活

🥬 9月の野菜価格見通し きゅうり・トマトは高め

2026年9月|きゅうり・トマトは平年超え、ばれいしょ・たまねぎ・レタスは平年割れの見込み

何が発表された?

農林水産省は2026年8月28日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、令和8年(2026年)9月の生育状況と価格の見通しを公表しました。天候不順で野菜の価格変動が大きくなる中、産地の出荷判断と消費者の買い物を最適化する目的で、2011年(平成23年)から主産地や卸売会社への聞き取りをもとに毎月公表されている情報です。 9月は、きゅうりとトマトの価格が平年を上回って推移する見込みです。きゅうりは東北産で7月後半から8月にかけての日照不足と朝晩の低温により生育が停滞、トマトも6月の低温や日照不足に加え、7月中旬の急激な高温による着果不良の影響が懸念されるためで、いずれも9月前半はやや平年を上回り、後半は平年並みに戻る見通しです。 一方、ばれいしょとたまねぎは主産地の北海道(入荷シェアそれぞれ97%・90%)で生育が順調かつ大玉傾向のため、出荷数量が平年を上回り価格は平年を下回る見込み。レタスも長野県産の出荷回復により平年を下回ります。にんじんは9月前半のみ平年を下回り、だいこん・はくさい・キャベツ・ほうれんそう・ねぎ・ブロッコリー・なす・ピーマン・さといもは平年並みです。 ここでいう「平年」は過去5か年平均を指し、比率が概ね90~110%なら「平年並み」と表記されます。なお2025年基準の消費者物価指数では令和8年7月の食料が103.1と上昇傾向にあり、「平年を下回る」ことが必ずしも昨年より安いことを意味しない点には注意が必要です。

👥 誰に関係する?

  • 日本で自炊している留学生・単身赴任者など、食費を抑えたい在住外国人
  • 家族分の食材をまとめ買いする在住外国人世帯
  • 野菜を多く使う飲食店・弁当店を経営、または勤務している外国人
  • ベジタリアン・ハラールなど、野菜中心の食事を続けている人
  • スーパーの特売やレシピを計画的に組み立てたい人

🌏 外国人への影響

食料の物価が上がり続けるなかで、どの野菜が高くどの野菜が安いかを事前に知れるのは、日本語の商品表示に慣れていない在住外国人ほど役に立ちます。9月前半はきゅうり・トマトが高めなので、サラダはレタスやたまねぎ中心に切り替える、価格が平年並みのなす・ピーマン・キャベツを使うなど、献立を差し替えるだけで食費を抑えられます。ばれいしょ・たまねぎは出荷量が多く価格も下がる見込みで、常温で日持ちするため、まとめ買いや作り置きに向いています。 スーパーで見かける「北海道産」「長野県産」といった産地表示も、この見通しと結びつけると意味が分かります。たまねぎの9割、ばれいしょとにんじんの97%が北海道から来ているように、産地が偏る野菜は、その地域の天候がそのまま価格に出ます。 ただし、これは東京都中央卸売市場の卸売価格の見通しであり、店頭の小売価格そのものではありません。地方や小規模店では動きが異なります。飲食店を営む人は、9月前半の仕入れ計画を立てる際の目安として使えます。

💡 押さえておきたいポイント

19月前半に高めなのはきゅうり・トマトの2品目。後半は平年並みに戻る見込みなので、大量に使う予定は9月後半に回す手もあります。
2安く買えそうなのはばれいしょ・たまねぎ・レタス、さらに9月前半のにんじん。日持ちする根菜は買いだめに向きます。
3「平年並み」は過去5か年平均比で概ね90~110%という意味。前月比でも前年比でもありません。
42025年基準の消費者物価指数は令和8年7月時点で総合102.0・食料103.1と上昇傾向。「平年比で安い」と「昨年より安い」は別物です。
5対象は東京都中央卸売市場に出荷される野菜の卸売価格の見通しで、スーパーの店頭価格を保証するものではありません。
6品目ごとの推移は添付資料「東京都中央卸売市場における指定野菜の価格の平年比」(PDF)で確認できます。
7この見通しは毎月公表されます。翌月分は農林水産省サイトの「需給、ガイドライン、入荷及び価格の見通し等に関する情報」から確認を。問い合わせは農産局園芸作物課 価格班(ダイヤルイン 03-3502-5961)。

🔗 関連イシュー

出典:

農林水産省ホームページ(野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年9月)について)

本記事は上記をもとに株式会社freegentが編集・作成したものです。