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交通

🌊 アンダーパス冠水対策の新ガイドライン策定

2026年10月6日策定/「冠水する前に止める、入らせない」

❓ 何が変わる?

国土交通省は2026年10月6日、「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドライン」を策定しました。アンダーパスとは、鉄道や交差する道路の下をくぐる、くぼ地状の道路です。周囲より低いため、大雨の際に水が流れ込んで短時間で深く冠水し、進入した車が動けなくなる危険があります。 策定の背景には、令和8年8月の千葉豪雨でアンダーパスの冠水により人的・物的被害が発生し、その後も各地で大雨による同様の被害が発生している状況があります。国土交通省は2026年8月27日付けで「当面の対応」を示し、実施できる対策から速やかに取り組んできました。今回のガイドラインは、その取り組みを一層推進するため、冠水リスクに応じた通行規制や車両進入防止対策の基本的な考え方を体系的に整理したものです。 ポイントは、排水設備等による冠水防止のみに依存しないことを明確にした点です。①冠水のおそれが高まった段階での予防的な事前通行規制と、冠水時における速やかな通行規制、②通行規制時に車両を確実に進入させないための対策、③排水機能の確保等――この3つを組み合わせた「多重防御」と、異常発生時にも安全側に移行できる「フェールセーフ」の考え方を基本に、設備と運用の両面から各箇所の状況に応じて実効性のある対策を講じることとしています。全文は道路局のホームページで公開されています。

👥 誰が対象?

  • ●大雨の日に車やバイクでアンダーパスを通る人(通勤・買い物・送迎など日常の運転を含む)
  • ●レンタカーやカーシェアで移動する旅行者(土地勘がなく、どこが低地か分からない人)
  • ●アンダーパスを徒歩や自転車で通行する人(歩道付きの箇所もあるため)
  • ●台風・線状降水帯の接近時に長距離運転を予定している人
  • ●配送・営業などで決まったルートを毎日走る仕事をしている人

🌏 外国人への影響

外国人にとって最大の違いは「まだ水が見えないのに通行止めになる」場面が増えることです。ガイドラインは冠水のおそれが高まった段階での予防的な事前通行規制を基本に据えているため、路面が乾いて見えても閉鎖されていることがあります。日本語の「通行止」「冠水のため通行止」という表示や、ゲート・バリケードの意味を知らないと「まだ行けそう」と誤解して迂回の判断が遅れます。 在住外国人は、通勤・保育園の送迎など毎日使うルートにアンダーパスがあるかを晴れた日に確認し、閉鎖された場合の迂回路を決めておくと、大雨の朝に慌てずに済みます。旅行者はレンタカーのナビが最短経路として低地のアンダーパスを案内することがあるため、大雨警報が出ている日は幹線道路側を選ぶ判断が有効です。 いずれの場合も、規制中のアンダーパスには進入せず引き返すのが前提です。ガイドラインは「車両を確実に進入させない」対策を求めており、バリケードを避けて進入する行為は想定されていません。

💡 知っておきたいポイント

1ガイドラインの全文は道路局のホームページ(https://www.mlit.go.jp/road/road_fr4_000208.html)で公開。報道発表の別紙に概要がまとまっています
2「予防的な事前通行規制」=水が出る前に閉める運用。路面が乾いて見えても閉鎖されていれば入れません
3通行規制時は車両を確実に進入させない対策が講じられます。ゲートやバリケードを避けて進入しないでください
4晴れた日に自分の通勤・送迎ルートのアンダーパスを確認し、閉鎖時の迂回路を1本決めておくと大雨の朝に迷いません
5大雨の日は出発前に道路情報を確認。ナビの最短経路がアンダーパス経由になることがあるため、警報発令時は幹線道路を選ぶ
6今回のガイドラインは2026年8月27日付け「当面の対応」を一層推進するために策定されたもので、対策は各箇所の状況に応じて実施されます
7内容の照会先は国土交通省 道路局 環境安全・防災課 道路防災対策室(TEL 03-5253-8111)です

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出典:

国土交通省ホームページ(報道発表:アンダーパスの冠水事故防止に向けたガイドラインを策定)

本記事は上記をもとに株式会社freegentが編集・作成したものです。