弾道ミサイル想定の住民避難訓練 全国19件を実施
内閣官房と消防庁は、2026年10月24日に福島県会津坂下町で弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を実施すると発表しました。模擬Jアラート放送と緊急一時避難施設への屋内避難が柱で、令和8年度は全国19件を予定。日本語の警報に不慣れな外国人住民が避難行動を学べる機会です。
2026年7月17日公布 — 防災庁設置法。施行日は政令で決定、準備室が始動
内閣官房に「防災庁設置準備室」が設けられ、新しい中央省庁である防災庁の発足準備が進んでいます。根拠となる防災庁設置法(令和8年法律第61号)と、防災庁設置法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(令和8年法律第62号)は、いずれも2026年(令和8年)7月17日に公布されました。実際に防災庁が動き出す日は「防災庁設置法の施行期日を定める政令」で決まる仕組みで、内閣官房のページには防災庁組織令や関係政令の整備に関する政令の要綱・案文も掲載されていますが、政令番号は空欄のまま=確定前の段階です。 背景にあるのは、南海トラフ地震や首都直下地震といった国難級の災害の発生が切迫しているという政府の認識です。目指す姿は「防災立国の推進に向けた基本方針」(令和7年12月26日閣議決定)に示され、人命・人権を最優先する「防災立国」を掲げています。 従来、防災の総合調整は内閣府の防災担当が担い、平時の備え・発災時の応急対応・その後の復旧復興が場面ごとに分かれて動いてきました。防災庁は、平時から復旧・復興までを通して見る一貫した司令塔機能を担う組織として構想されている点が、これまでとの大きな違いです。準備段階では防災立国推進閣僚会議(内閣府)と防災庁設置準備アドバイザー会議が置かれ、令和9年度予算概算要求等の概要も公表されています。
災害時、外国人は日本語の防災情報や避難所の運用ルールが分からないまま判断を迫られ、逃げ遅れや支援の取りこぼしが起きやすい立場にあります。今回の準備が掲げる「人命・人権最優先」という考え方は、日本語が不自由な人や在留資格の異なる人を含めた対応を、平時から復旧・復興まで一つの司令塔で扱う方向を示しています。 ただし現時点は組織をつくる段階で、避難や被災者支援の窓口が今日から変わるわけではありません。いま地震・台風・豪雨に遭ったときに見るべきものは従来どおり、内閣府防災情報のページ、気象庁の多言語情報、住んでいる市区町村の防災アプリとハザードマップです。所管の移り方と開始日は政令で定められるため、公布される政令と自治体からのお知らせを確認してください。
内閣官房と消防庁は、2026年10月24日に福島県会津坂下町で弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を実施すると発表しました。模擬Jアラート放送と緊急一時避難施設への屋内避難が柱で、令和8年度は全国19件を予定。日本語の警報に不慣れな外国人住民が避難行動を学べる機会です。
防災庁の設置に伴い、聴聞手続規則や物品の無償貸付・譲与に関する防災庁令(仮称)などの案について、2026年9月14日から10月13日23時59分までパブリックコメントが行われます。担当は内閣官房防災庁設置準備室、案件番号は060260914です。
気象庁は2026年9月24日、M7.1・最大震度7の「令和8年熊本地震」第12報を公表しました。震度1以上は801回、最大震度5弱程度以上の発生確率は本震直後の約10分の1に低下。ただし平常時の10倍で、熊本在住・旅行中の外国人も備えの継続が必要です。